プラットフォームとは何か

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ハードウェアがプラットフォームになる

■汎用機
 メインフレーム
 パソコン
■専用機
 PDA(携帯端末)
 携帯電話
 ゲーム専用機
■ハードウェア構成(アーキテクチャー)
アーキテクチャー=もともとはコンピュータの設計思想のこと。あるいはコンピュータ内部の論理的構造のこと。
(1)演算装置
(2)制御装置   (1)と(2)をあわせてCPUあるいはMPU→マイクロプロセッサ(中央処理装置)
  ペンティアム(インテル)、セレロン(インテル)、PowerPC(モトローラとIBM)、アスロン(AMD)
(3)記憶装置(メモリ)RAMや磁気ディスク(ハードディスク、MO、CD-R、Zip、DVD、RAIDディスクアレイ)
   メインメモリと外部メモリ
(4)入力装置
(5)出力装置   CPUから見て(3)(4)(5)を周辺装置と呼ぶ。
  接続部をポートと呼ぶ。パラレルポート、シリアルポート、マウスポート、プリンタポート
  主な入出力装置
   CRTディスプレイ、フラットパネルディスプレイ(液晶、プラズマ)、図形入力装置(タブレット、イメージスキャナ、デジカメ、デジタルビデオカメラ)、文字認識装置(OCR、マークシート読みとり、バーコードリーダー、磁気カードリーダ)、音声認識装置、音声合成装置、端末装置(キーボード、プリンタ、電話、キーパッド、ATM、POS、座席予約端末)
  その他、ネットワーク関連だとルータなど。
■BIOS
 それらの前に、ハードウェアとOSをつなぐのがBIOSである。不揮発性メモリに記憶されている。起動後にビデオBIOSを起動して表示機能を有効にして、CPUやメモリなどの動作チェックをする。その次にハードディスクなどの接続されたデバイスを検出していく。OSのあるところを見つけて、それを起動させる。

OSがプラットフォームになる

オペレーティング・システム

(1)OS/390
 IBMメインフレームのシステム360用のOS/360から出発。1964年。
(2)UNIX
 1969−1971年。コマンドによる操作。cp,ls,date,rm(ファイル削除)
 移植性が高い1973年。1977年仕様がオープン。当初はソースコードも公開。バークレーで開発されたBSD。教育機関から浸透。フリーソフトが多い。
 X Windowなどあり。copyleftによるGNUソフトウェア。
 マルチタスク(複数の同時処理)、マルチユーザー、仮想記憶(頻度の少ないデータをハードディスクに書き出すことで効率よく処理する技術)、対話型インターフェイス(シェル、コマンドで指令)、フリーソフトが豊富
 いくつかのバージョン
  BSD, SystemV, SVR4, Solaris
(3)Windows
 もともとパソコン用のOS一号はゲーリー・キルダールのCP/M
 これをまねしたマイクロソフトのPC-DOSが名前を変えてMS-DOSとなりIBM互換機のOSとして圧倒的なシェアを獲得する。
 Windowsは1985年MS-DOSのためのGUIとして開発。マイクロソフト。Windows1.0は1985年発売。まったく使い物にならず。
 日本では1992年の3.1から普及した。1995年で一気に普及。2001年XP販売。
 1993年からNT→2000 サーバ用とクライアント用
 CE 携帯情報端末用(ハンドヘルドPC) シグマリオンやカシオペア
(4)MacOS
 アルトをまねしたリサ、そして
 1984年マッキントッシュ用。GUI。
 MacOSXはFreeBSD
(5)Linux
Unix互換のOS
1991年フィンランドのリーナス・トーヴァルズ21歳(ヘルシンキ大学)がカーネル(核)を開発して公開。ボランティアベースでの開発。安定性。
  フリーとオープン
1994年、初の公式カーネル公開。AT&Tのソースコードを使用しないため、無料配布できた。カーネルにさまざまなフリーツールやドライバを組み合わせて多様なディストリビューションが無料公開あるいは販売されている。
RedHat Linux, TurboLinux, Vine Linux, Linux MLD, Slackware, Debian GNU/Linux,
(6)TRON
坂村健 超機能分散システム どこでもコンピュータ 1984年以来
国産 パソコン用にはBTRON(超漢字)、携帯電話にはCTRON、家電用にはITRON
当初は文部省の教育用OSの予定
(7)BeOS
 マルチメディア専用
(8)JavaOS
■インターフェイス
  キャラクター・ユーザー・インターフェイス
  グラフィカル・ユーザー・インターフェイス
 処理方法
 公開性
 得意不得意

アプリケーションがプラットフォームになる

Microsoft Office

クラウドがプラットフォームになる

参考文献:尾原和啓『ザ・プラットフォーム』NHK出版新書、2015年。

クラウド化の進展

ハードウェアとOSとアプリケーションから新局面へ
HTTP上ですべてのサービスを行う(ブラウザは意識されなくなる)
1広範なネットワーク・アクセス
2迅速性と柔軟性
3計量可能なサービス
4必要時に必要量を提供する自己完結型サービス
5情報処理資源の共有・蓄積
クラウドがプラットホームになる
カスタマイズ 自分好みの環境
囲い込み そこで何でもできる
連携 そこからどこへでも行ける 共有
連動広告 今の関心に即して配信

共有価値観(シェアード・ヴァリュー)

Google「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」「マインドフルネス」(目の前の出来事に集中できる→自動運転)
Apple「シンク・ディファレント」「ものの見方を変える」「誰かと違う自分だけの考えを持とう。その助けをするのがアップルなのだ」
Facebook オープン・プラットフォーム(同じアカウントでさまざまなサービスに登録できる)「 Facebookのミッションは、人々に共有する力を与え、世界をよりつながれたオープンな場にすること」「シン・リレーションシップ・マネジメント」(薄い関係性の管理)「ウイークタイ」「弱い紐帯の強さ」グラノヴェッター
Twitter 「ソーシャル・アンプリファイア」
LINE「コミュニケーション消費」スタンプから。ハイコンテキスト

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