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ビーケーワン書評コラム

ミックス定点観測

[3]カメラマンでなくジャーナリストであること(2001.4.27)

フォト・ジャーナリズム(平凡社新書 081)
著者:徳山 喜雄著
出版:平凡社
発行年月:2001.3
本体価格:\700


 このコラムの名前を「ミックス定点観測」に変更しました。これは社会学棚の方の「ルーズソックス」を「ソックス定点観測」に変更したのに合わせたもので、まあ、少し品格も必要かなと思いまして。あまたある新刊書の中から、「これは!」と思うものをピックアップしてお伝えします。

 さて、新社屋に移ったばかりの平凡社の新刊ですが、引越しのせいか、ちょっと遅れているようですね。それとも私がぼーっとしていたせいでしょうか。3月分の平凡社新書になかなか注目作があることに最近気づきました。『少年犯罪』と『IT文明論』と『フォト・ジャーナリズム』の3冊です。

 とくに徳山喜雄『フォト・ジャーナリズム』は、映像報道全盛時代にあって、ピークでもあり衰退期でもある写真報道に焦点を絞って、ジャーナリズム論の視点から、報道写真のこれまでとこれからを語ったものです。フォト・ジャーナリズムに関する有名なエピソードはだいたい網羅されているようですから、基本的な勉強をしたいときにちょうどよい本だと思います。

 フォト・ジャーナリズムと言えば、昨年完結した毎日新聞の『シリーズ 20世紀の記憶』全20巻がすばらしい出来でした。じつは去年からこのシリーズについて書きたいと思っているのですが、分量が多くて、未だに書けないでいます。橋本治『二十世紀』はこのシリーズのための書き下ろしだったんですね。このシリーズ、どの本もインパクトがあります。フォト・ジャーナリズムというものがよくわかるシリーズでした。(2001.4.27)

→毎日ムック シリーズ20世紀の記憶


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SOCIUS.JPドメインへの初出 7/20(thu), 2002  
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