公費でドメイン登録料を払う困難

 昨日ようやく新ドメインの登録とレンタルサーバーの設置が完了した。これまでとはまったく異なる新プロジェクト用のプラットフォームとなるドメインである。ドメイン登録料はわずか3000円ほどだが、それを公費として処理するのにかなり手間取った。職員の方は、これからまだ作業が残っているくらいである。経理を無事通すためのさまざまな手続きと証拠書類が必要なのである。結局、私が銀行振り込みで代理払いをした形になるのだが、あえて日本の会社にしたのでまだ銀行振り込みができる。しかし手間いらずのWordPress.comなどはクレジットカードかビットコインである。自分のサイトとしてならクレジットカードでかんたんに決済できてしまうのに、公費となると「おおごと」になってしまう。だから、たいてい日本の代理店を介して莫大な費用を払って貧弱なメンテナンスと日本式の領収書をもらうのである。情報システムをいちからオーダーメイドで構築してもらう時代は終わりつつあり、今のクラウド時代にはユーザー側でほとんどの管理ができてしまうので、ほとんど意味がなくなっている「仲介」である。いい加減、日本の会計基準を考え直した方がいいんじゃなかろうかと思う。
 それでも公費にこだわったのは、新ドメインはおそらく末永く使うものになるであろうと予測しているためだ。大学のものにしておいた方がよい。私はいつ死ぬかわからないし、使い物にならなくなる日はそう遠くない。そのときは元気な人にバトンタッチして継承していってもらいたいと考えている。その意味では、ドメインは登録商標の次ぐらいに重要である。いったん他人の手に渡ったら、しばらくは戻らない。そのことが、ふつうの方にはわからないのであるが。幸い、うちの研究担当課はきちんと質問をしてくれて、私の説明をよく理解してくれた。私が拙速だったために余計な苦労もさせてしまったが。