スチュアート・ホール追悼号

『思想』の最新号がスチュアート・ホールの追悼号になっている。私自身は、ホールの仕事にはそれなりに関心を持ってきたが、「カルスタ」を語る人たちには(吉見さんをのぞいて)どうもしっくりこなかった。なぜなのかは自分でもよくわからない。メディア文化論でよいではないかという気持ちもある。カルスタがそれ以上のものであることはわかるが、ちょっと距離を置いている。なお、この号にはハーバーマスのハイネ論が掲載されていて驚いた。これから読むぞ。
・・・というわけで特集は完読した。きっちり読むと、言いたいことはわかる。メディア文化論以上のものであることも納得できる。というと「そこからですか」と突っ込まれそうだが、メディアも文化も再定義が必要だという前提でそう思うのだ。で、さすがに各論文とも、かなり力がこもっていた。私のように「外野」にいる者としてはCSのブランド臭さが気になって仕方なかったのだが、それを取り外せば、実質はともあれ(私はほとんど何も貢献していないので)同じことを見ていると思った。では、次のフェイズは何だろうか。しばし考え込む。今日はここまで。